Androidエミュレーターにマーケットをインストール

①マーケットをインストールしたいエミュレーターがAPIレベル8の場合、「c:\android-sdk-windows\platforms\android-8\images\system.img」をコピーし、APIレベル9の場合、「c:\android-sdk-windows\platforms\android-9\images\system.img」「c:\android-sdk-windows\platforms\android-9\images\system.img」をコピーして、Windows XPの場合、「c:\Documents and Settings\[PCのユーザー名]\.android\avd\[エミュレータ名]\」に貼り付けます。Windows 7の場合は「C:\Users\[PCのユーザー名]\.android\avd\[エミュレータ名].avd\」に貼り付けます。
②必要なファイルをダウンロードし、解凍して得られた「Vending.apk(マーケット本体)」「GoogleServiceFramework.apk(必要なファイル)」「MarketUpdater.apk(たぶん必要なファイル)」「Development.apk(たぶん必要なファイル)」を全て「c:\android-sdk-windows\platform-tools\」に移動します。
③スタートメニューから「コマンドプロンプト」を立ち上げます。
④「emulator -avd [エミュレータ名] -partition-size 100 -scale 0.7」と入力して、Enterキーを押し、「[エミュレータ名]」と名付けたエミュレータを起動します。(partition-sizeを指定してシステム領域を広げないとマーケットを入れる容量が足りなくなります。また、scaleを指定しないと、画面からはみ出します。この時だけはSDK Managerの「Start」を使わず、コマンドで起動します。)
⑤エミュレーターが立ち上がりますのでしばらく待ちます。
⑥スタートメニューから別の「コマンドプロンプト」を立ち上げます。
⑦エミュレータのルート・シェル(Linuxのコマンドプロンプト)を起動しますので、「adb -s emulator-5554 shell」 と入力し、Enterキーを押します。(adb.exeはAndroid2.2までのSDKに入っているコマンドです。2.3のSDKでは削除されていますが2.2用のものが使えます)。
⑧シェルが起動すると、プロンプトが#に変わります。
⑨「mount -o remount,rw -t yaffs2 /dev/block/mtdblock0 /system」と入力し、Enterキーを押します。これでシステムフォルダを読み取り専用から読み書き可能に属性を変更できます。
⑩「chmod 777 /system/app」と入力し、Enterキーを押します。これでシステム・アプリのフォルダに書き込みを許可します。
⑪「exit」と入力し、Enterキーを押すとシェルが終了します。
⑫シェルを終了したら、「cd c:\android-sdk-windows\platform-tools\」と入力し、Enterキーを押してディレクトリを移動します。
⑬「adb -s emulator-5554 push Vending.apk /system/app/」と入力し、Enterキーを押し、マーケット本体をインストールします。
⑭必要なファイルを入れていきます。まず、「adb -s emulator-5554 push GoogleServicesFramework.apk /system/app/」と入力し、Enterキーを押ます。
⑮「adb -s emulator-5554 push MarketUpdater.apk /system/app/」と入力し、Enterキーを押ます。
⑯「adb -s emulator-5554 push Development.apk /system/app/」と入力し、Enterキーを押ます。
⑰不要なファイルを消します。まずシステムフォルダの「SdkSetup.apk」を消して、正しいアンドロイドアプリに変更します。コマンドプロンプトで「adb shell rm /system/app/SdkSetup.apk」と入力し、Enterキーを押します。
⑱エミュレーターを立ち上げている「コマンドプロンプト」で「Ctrl+C」を入力して、Enterキーを押し、エミュレーターを閉じます。
⑲設定フォルダから不要な2つのキャッシュ・ファイルを消します。Windows XPの場合、「c:\Documents and Settings\[PCのユーザー名]\.android\avd\[エミュレータ名]\」、Windows 7の場合は「C:\Users\[PCのユーザー名]\.android\avd\[エミュレータ名].avd\」のフォルダから「cache.img」「userdata-qemu.img.」を削除します。
⑲エミュレーターを立ち上げると「マーケット」がインストールされています。(立ち上げ方は省略)
inserted by FC2 system